農林水産省調べで「和食」に対して、5割が「健康に良い」

8割以上が「好き」と感じているようですね。

日本食が健康的であることを裏付ける研究も発表されていて、

大豆、魚介類、緑黄色野菜、漬物、海藻、緑茶を組み合わせて食べることで、死亡リスクが低下するとか。

また、四季折々、地域の特性から生まれた食文化やそれに対しての習わしが

「和食：日本人の伝統的な食文化」として、2013年にユネスコ無形文化遺産に登録されているそうです。

　　　　　　　　　　

でも「国民健康・栄養調査」の結果において、

若い世代でたんぱく質、カルシウム、食物繊維及びカリウム等の摂取量が

60歳代よりも少ない傾向が明らかになっていて、

和食で得られるバランスの良い食事が摂られていない実態があります。

特に魚は全体的に消費量も年々下降のラインをたどっており、

やはりこちらも若い世代が魚を食べていないことになっています。

魚は、三大栄養素と呼ばれる「タンパク質」が含まれています。

また、「DHA（ドコサヘキサエン酸）」や「EPA（エイコサペンタエン酸）」という成分が、豊富で

血液をドロドロにする中性脂肪を減らす作用があります。

カルシウムの吸収を助けるビタミンDやたんぱく質が分解される過程でできるアミノ酸に似た物質タウリンが

含まれており、消化管内でコレステロールの吸収を抑えてくれます。

画像は、鯛を酒蒸しして練り味噌を添えたものです。

簡単な料理ですが、蒸しているだけですので栄養価が高く、ヘルシーです。

魚も中々スーパーで並ぶ種類も少なくなっているようですが、極力取っていきたい食品ですね。