自律神経の働きとか良く聞きますが、どんな働きでしょうか?
意識的にコントロールできない心臓や胃などの内臓の働きを制御しているんです。
環境の変化に応じて、意思とは無関係に働き、身体の調子を最適な状態に調整しています。
そして自律神経には、交感神経と副交感神経の対照的な働きの神経があります。
交感神経は、「闘争と逃走」の神経と言われ、身体を活動モードにする神経。
副交感神経は、「癒しとメンテナンス」の神経と言われ、休養、回復モードにする神経。
臓器には、この二つの神経がつながっていますので、環境によってその臓器の働きなどを調整しています。
また、呼吸や血圧、血管、骨格筋、発汗、瞳孔なども全く反対の働きをするんですよ。
交感神経が「アクセル」としたら、副交感神経は、「ブレーキ」的な感じです。
この自律神経は、脳の視床下部という場所でコントロールされていますが、
自分の意志により働かせることができない神経ですので、
不規則な生活や「やりたくないけど、仕事だから続ける」など自身の本能や感情を
理性によって抑えれる状態(ストレス)が続くと自律神経のバランスが崩れてきます。
バランスを整えるには、適度な運動をして副交感神経を呼び覚ますと良いと言われています。
また、足裏には、内臓や各器官に繋がるスイッチのようなもの(反射区)がありますので
足裏の赤印のところを圧すのもお勧めです。
太陽神経叢という場所で、ここは自律神経のコントロールセンターとも言われています。
ツボの「湧泉」の場所と同じです。
この場所を5秒で圧して5秒で離す。
足裏には、とても不思議な力が備わっていますので、圧して自律神経を整えて心身ともに安定させましょう!