同じ運動を続けるメリットとデメリット
馴化現象(じゅんかげんしょう)という心理学における概念があります。
ある刺激が繰り返し行われることによって、その刺激に対する反応が
徐々に見られなくなっていく現象のことで、慣れなどを示します。
最初は、きつかったスクワット10回がいつの間にか楽にできるようになった経験ありませんか?
スクワットの負荷が、筋力を向上させ、できるようになったのですが、
慣れてしまった場合は、それ以上の筋力はつかないということです。
運動初心者は、運動を習慣化する目的のために同じエクササイズを続けることにメリットがありますが、
筋力や体力を向上させようと考えた場合は、同じトレーニングはデメリットになります。
では、どうしたらよいでしょうか?
過負荷の原則といって
「体力を向上させるためには、日常的にかかっている水準以上の負荷が必要」と言う意味です。
負荷のかけ方とすれば、その運動の強度や回数を増やすことです。
スクワット20回行っていたとすれば、
単純に回数を増やすか、重りを持ったスクワットにするかですね。
また、同じ部位に効果のある別なエクササイズを行っても良いです。
せっかく続けているエクササイズが無駄にならないためにも見直ししてみて下さいね。