オープンシザースシンドローム
オープンシザースシンドロームって聞いたことありますか?
これは立った姿勢を横から見た時、ハサミが開いた状態に見える事で名付けられたとか…
この状態では、腹圧が高まりにくく、体幹部の安定性に欠けてしまい、
腰痛や肩こりなどが起きりやすくなってしまうのです。
もう少し詳しく解説すると。
「骨盤が前傾している」「腰椎が過度に伸展している」姿勢で「反り腰」。
解剖学的に説明をすると
肋骨の下部(第10肋骨)と骨盤の上部にあるボコッとしている骨の部分(ASIS)が
斜めのラインに位置することです。
ニュートラルポジションは、垂直になります。(青いラインの違いを見て下さい)
主な原因は、日頃の生活の姿勢や動かし方が大きく関与しています。
筋肉でいえば、腹直筋、内・外腹斜筋、腹横筋などの体幹屈筋群の低下、股関節伸筋群の低下
股関節屈筋群の過緊張、脊柱伸筋群の過緊張などが挙げられます。
また、呼吸が浅くなっており、交感神経優位のため、疲れやすかったり便秘の状態になりやすいです。
改善方法は、過緊張している筋肉をストレッチなどを用いて緩め、
低下している筋肉の再教育をしていくのですが、
まずは、横隔膜の動きを出すために肋骨を下に下げるように呼吸をしっかり吐いていきましょう。
私のオススメのエクササイズは呼吸をしながら「キャットバック」ですね。