呼吸は1日2万回しています。
1回に吸ったり、吐いたりする空気の量は約0.5リットル程。1日約1万リットルにもなるんですよ。
鼻は、加湿、加温機能付きの空気清浄機なので鼻呼吸にすると
鼻で空気は、体温に近い34℃程度まで温められ、湿度100%近くまで加湿されます。
ですので、器官や肺が冷たく乾燥した空気にさらされること防いでくれます。
また、鼻毛もありますので、ちりやほこり、花粉などを取り除くためのフィルターとしても機能してくれます。
逆に口呼吸の場合は、直接冷たい空気や細菌やウイルスなどを排除する機能が備わっていないので
風邪をひいたり、ウイルスに感染しやすくなってしまいます。
さらに口呼吸は、呼吸過多になり、細胞への酸素の供給が減少してしまうことです。
ここで大切なのは、二酸化炭素。呼吸で排出される二酸化炭素と排出されずに体内に残る二酸化炭素があり、
残った二酸化炭素はヘモグロビンと結合した酸素を細胞に供給するのを助ける役割があるのです。
鼻呼吸は、口呼吸に比べ、気道抵抗が50%大きくなり、呼吸量が減ります。
そのため、排出される二酸化炭素も減り、血中二酸化炭素が適正量に保たれ、細胞への酸素供給量が20%
増えることになるそうです。
さらに、
気道と血管の拡張作用のある一酸化炭素が鼻の副鼻腔粘膜より分泌されるので
鼻呼吸はそれを有効活用でき、さらなる健康が約束されるんですよ。