ダイエットしても続かない…甘いもの食べないと決めたのにダメだった…
試しに「アイスを思い浮かべないでおせんべいを思い浮かべて下さい。」と言われたら
アイスの方が強く頭にチラつきませんか?
人間の脳は、制限のある方に不思議な反応が起こるのです。
「しばらくアイス禁止」と言われると妙に食べたくなるものですよね。
私も2週間、食事制限のあるダイエットをやったことがありました。
そして、やはり2週間終わったあと、禁止食品を反動でドカ食いした記憶もあります。(笑)
脳は基本楽しいと思える事、ポジティブに捉えられる事に惹かれるのですね。
また、そこに心理バリアが存在します。
「何をやってもうまくいかなくて途中でダメになる。」
過去の経験から苦手意識が心理バリアとして存在し、脳の働きから行動もそう動いてしまいます。
心理バリアを取り除くために
「行動の直後に嫌なことが消失すると、その行動は将来繰り返される」という法則がありますが、
肩が凝っている → 体操をする → 肩の痛みが消える
これらのことから言える事は、
ネガティブな思いをポジティブへの変換。
禁止や制限ではなく、自分で出来る事を続けていくという単純なことからスタートをするということです。
例えば、ダイエットをするときに「甘いものを絶対に食べない」ではなく
続けられる自分のハードルを自分で決めると良いと思います。
「1日1個を2~3日に1個」に変えてみて下さい。
そんなことで?って不思議に思うでしょうが、実際、その行動から
体重が減ったり、なんとなくスッキリしてきた感覚があると
少しの変化のうれしさから次に決めるハードルは、「1週間に1個」になり、
気が付いたら、時々食べても満足感になるはずです。
80kgあった私が57kgに半年でなった経験からも言えます。
一生その行動を続けていくことが健康への近道なのですから、最初はハードルの低いところから
始めてみて下さいね。