しゃがめない子ども達が多くなってきています。
また、雑巾が絞れなかったり、よく滑ってケガをする子が多いなど、学校の先生から聞くワードです。
昔は、木に登ったり、裸足で駆けまわったりが当たり前でした。また、トイレも和式でしたね。
道は、舗装されていないところも多く、砂利道を歩いて帰った記憶が私には、あります。
現代は、環境も良くなり、便利になりました。
舗装されている道路、トイレも洋式に変化しました。
子ども達はと言うとゲームの普及で外で遊ぶことが少なくなり、木登りをする姿をあまり見なくなりました。
便利さは、良いことなんですが、身体の機能は使わなくなると失われます。
しゃがめなくなることもそうですが、すぐに何かに寄りかかりたくなったり…
片足で靴下が履けなかったり…
立ち上がるとき必ず手をつかないと立てなかったり…
つまづきやすかったり…
使われていない筋肉の低下があるのかもしれません。
筋肉は、一度動きを忘れると動きづらくなり、他の筋肉が代償してしまいます。
これが、筋肉のアンバランスを生み、痛みなどになってきます。
さらに、座ったり、木に登ったりのいろいろな動きの情報は、脳へインプットされ、身体の情報となって記憶され、
身体を正しく動かすアウトプットにつながてくるのです。
この高さなら飛び越えられると思ったのが、思いのほか引っ掛かり転んでしまった。などは、
頭で認識している身体の情報と実際の身体の動きの情報とがミスマッチのため、おこることです。
横に寝てるときゴロゴロ転がってみたり、でんぐり返ししたり、
やったことのない動きや日頃あまりやらない動きなどを日常生活に入れて脳へ刺激と情報をたくさん
送ることをお勧めします。
コンディショニングは、この筋肉のバランスを整えていきます。
気になることがありましたらご相談下さいね。