血糖値とは、血液中のグルコース(ブドウ糖)濃度のことです。
食事によって血中のブドウ糖が増えるとすい臓からインスリンが分泌され、
その働きによりブドウ糖は、筋肉などへ送り込まれエネルギーとして利用されます。
このようにインスリンは、血糖値を調整するのです。
でも、このインスリンが多く出すぎてあまると実は脂肪分解を抑制して脂肪になってしまいます。
また、インスリンで一気に血糖値を下げるとお腹がすぐすいてしまうのです。
そこで食べ物や食べ方の工夫でコントロールできる方法をお伝えします。
食品には低GI食品(70以上)、中GI食品(56~69)、高GI食品(55以下)と分類されます。
高GIを食べると糖質の吸収が急激になり、インスリンの分泌が一気に多く出てきます。
反対に低GI食品は、糖質の吸収が穏やかになり、インスリンの分泌も緩やかに出てきます。
炭水化物でいえば
ごはんや食パンは、GI値が高く、ライ麦パンやそばなどは、低くなっています。
●高GI食品
じゃがいも(90)、もち(85)、精白米(88)、食パン(95)、フランスパン(95)トウモロコシ(75)
●中GI食品 おかゆ(57)、パスタ(65)、
●低GI食品
そば(54)、ライ麦パン(55)、オートミール(55)、サツマイモ(55)、玄米(55)
参考にした一覧表です。
https://www.rakuten.ne.jp/gold/papamama/alpha30_GI.html
また、食べ方についても一番先に食べる物を低GI食品からにするとよいでしょう。
ただ、健康的な食事は、GI値の一方向からだけでなく、
カロリー、糖質・脂質の量なども考えてトータル的に考えて下さいね。