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夜間のトイレは低血糖?

睡眠中は血糖を調整するホルモンが分泌されていて血糖値が安定しています。
そのホルモンは、「成長ホルモン」と「コルチゾール」です。
コルチゾールは副腎皮質から分泌されるホルモンで心身がストレスを受けると急激に増えるため、
「ストレスホルモン」とも言われています。
コルチゾールが多く分泌するのは、ストレスから身を守るための現象です。
また、肝臓で糖をつくり出す作用や脂肪分解・促進作用、免疫抑制、抗炎症作用、タンパク質代謝など
とても有益なホルモンでもあるのです。
ただ、ストレスを多く受け続けると慢性的にコルチゾールの分泌が増えてしまい、無駄遣いをするため、
分泌リズムも崩れてきます。
通常の分泌リズムは、日中、特に朝に多く分泌され、夜には少なくなります。
夜中分泌が少ないコルチゾールですが、3時頃からだんだん分泌が増えてきます。
でも、そのリズムが崩れ、分泌が促されないと、低血糖が起きた状態になってきます。
そうなると身体は危険を感じ、「アドレナリン」「ノルアドレナリン」を分泌し始めます。
そのため、交感神経優位になり、目が覚めてしまうのです。
さらに膀胱も緊張するため尿が貯めれなくなり、尿意も催すことになります。
夜間の尿意はもしかしたら低血糖かもしれません。
加齢だからとあきらめる前に、手っ取り早く夜の低血糖を改善するには、
寝る前に「はちみつ」を1スプーン、舐めてみて下さい。
それで起きなくなれば夜の低血糖が原因の可能性が高いですね。
もし、該当する場合は、ぜひ試してみて下さいね。