目には、ピントを自動に調節する機能があります。
近くを見たり、遠くを見たりするとき、2枚あるレンズ(水晶体)の2枚目の厚みを
瞬時に変えて焦点を合わせます。
その水晶体を支えているのが毛様体という筋肉で、収縮や弛緩をすることでピントを合わせています。
でも、目を酷使しすぎるとその調節機能は、疲労して適切に行えなくなり、
また、水晶体自体の厚みの調節もうまくできなくなります。
スマホの画面を長時間見続けることで起こる「スマホ老眼」。
医学的には、「調整緊張症」と言います。
このスマホ老眼は、目を休める事で回復しますが、
酷使し続けると眼精疲労、頭痛、肩こり、吐き気、睡眠障害・・・など弊害がたくさんでてきます。
そうならないためにも適度に目を休める事が大切です。
理想は、スマホ画面から目を40センチ以上離す事が推奨されています。
そして、目の負担を減らすため10分以上見続けないと良いとか・・・
また、目のストレッチをご紹介します。
遠近トレーニングで特に毛様体のストレッチです。
毛様体は、近くを見るとき収縮し、遠くを見るとき弛緩します。
1.片手を前に伸ばし、親指を立て、1秒見る。
2.親指の延長上、3mぐらい先の目標物を1秒見る。
3.親指と3m先の目標物を交互に1秒ずつしっかり見るを繰り返す。
ぜひ、これを生活の中に取り入れて実践して下さいね!