耳は精密機械のような仕組みを持ち、聴覚と平衡感覚を担う器官になっています。
聴覚に関しては、耳に入った音波を
ツチ骨、キヌタ骨、アブミ骨の小さな3つの骨によって鼓膜への振動を20倍に増幅します。
鼓膜の振動は、感覚細胞の「基底板」をゆらし、その刺激を感覚細胞が電気信号に変換して
脳へ伝えています。
平衡感覚に関しては、
半規管と言う場所で回転を感じたり、
前庭と言う場所で重力や傾きを感じます。
高齢者などの方でふらつきの心配が出ましたら眼球の動きのトレーニングをすると良いです。
また、お子さんの発育発達のトレーニングにも活用されているのは転がるトレーニングです。
一例として
体育座りから後ろに転がって、また起き上がって下さい。
耳は聞くだけではなく、身体の動きも感じる場所なんですよ。